2007-08-01から1ヶ月間の記事一覧

えいがおぼえがき

「パリところどころ」 ・ジャン・ダニエル・ポレ「サン=ドニ街」 男の「なってない」食べ方が、すごく雰囲気を作っていてイイ。 オチが秀逸過ぎる。ゾクゾクした。カメラ位置の切り返しでもゾクゾク。・ジャン・ルーシュ「北駅」 何ていうか、もう完璧。 画…

きほん・そのに

物語が物語として成り立つために、一番重要なものは何か、と言われたら、多分ミーは「美化」だと答える。文字通り「美しくする」という意味で。 現実世界に照らしたリアリティを放逐してでも美しくさせることが最も重要だ。美しくないものは物語にならない。…

うえもんだい

コンビニやファミレスや何かが、敷地内に店の看板を高々と掲げていて、それが周囲のスカイラインにマッチしていたりすると、途轍もなくグッとくる。 先頃、ビッグコミックオリジナルを読むがために入ったコンビニの看板が、その青く白いシンプルなカラーコー…

なんかみえるもの

目をつぶって眼球を弱く押すと、綺麗な砂壁のようなものが見える。 その砂壁には色々な光の点が瞬いて、明滅する四角辺が、滑らかに動いていく。 そして徐々に暗転していく。 子供の頃から、目をつぶった時の光景が大好きなのだ。 それを見せているのは目で…

きほんてきがいねん

CDも文庫も新書も漫画もDVDも、本当はサラピンのものを購入したいのだけれど、いかんせん金が無く、いかんせん働く意欲と行動力が無い。そんな身の上で何を言っても、説得力なんてゼロシステムなのだが、シーンに金を落とす、というのはとっても重要である。…

あさどら

朝ドラを小五の時から観ている。新聞小説みたいで、何だかやっぱり、面白い。こうやって話を小出しにしていくスタイルは、結構、日本独特なのではないか。 今アンコール放送されている「さくら」でもって、このブログの一テーマである分析・言証を行っていき…

はじめまして。色んなところにご挨拶します。「まぜずみ」というのは、真面目なことと不真面目な筆致・不真面目なことと真面目な筆致を 思うさまゴチャ混ぜにしようというコンセプトに基づいてるんですよ。自分の欠点である批評・言証・理解・分析の練習の場…